【レビュー】第一回 ビジネスインターンシップ同窓会兼意見交換会開催

10月20日、ビジネスインターンシップにご参加いただきご帰国なさった方対象に、第一回同窓会兼意見交換会を開催しました。
同じ時期に渡航した方同士で、帰国後も頻繫に交流を取っていらっしゃる方から数年ぶりの再会だったという方まで、遠くは名古屋や大阪、北海道からもお越しいただきました。今回はそんな第一回同窓会兼意見交換会の様子をお伝えします。

1.どのような思いで開催したのか


今回のビジネスインターンシップ同窓会兼意見交換会は、下記2点を主な目的として開催しました。

① ご帰国者同士のネットワーキングのため

海外ビジネスインターンシッププログラムに参加しご帰国なさった後、皆さま様々な道に進んでいらっしゃいます。今、また今後、日本国内外で活躍する方々とのネットワーキングの場として活用していただきたいと考えておりました。

② プログラム品質向上を目的とした意見交換のため

時代の流れと共に、海外ビジネスインターンシッププログラムも、語学研修機関やサポート内容などその形を柔軟に変え、成長してきました。実際にご参加いただきました皆さまの声をお伺いし、より多くの方にご参加いただけるプログラムへと成長させたいと考え、機会を作らせていただきました。

2.お集まりいただいた卒業生の方々の内定実績や帰国後の活動について

今回は突然の開催にもかかわらず、2年以上前にご渡航なさった方から、今年10月に帰国したばかりという方まで19名の帰国者の方にご参加いただきました。
現在、就職活動を控えて日本のインターンシップにご参加なさっている大学3年生の方や、内定をもらいあとは卒業を待つのみという大学4年生、またバリバリ働いていらっしゃる社会人の方など、ご参加いただいた方の状況は様々でした。

【2018年度の内定実績】
今回ご参加いただいた方は現在大学4年生になる方が多くいらっしゃいました。皆さま下記の通り、様々な進路に進むことが決まっていらっしゃいました。
・航空関係会社に内定しグランドスタッフとして働く方
・日系のコンサルティングファームで働く方
・国内5大証券会社での就職が決まっている方数名
・IT系ベンチャー企業でSEとしてまた、営業として働く方
・大手旅行会社の海外デスクで働く方
・お酒の卸売業で営業として働く方
など

社会人の方も、総合商社の営業職で働いている方や大手人材紹介サービス会社の方、またシェアハウスの運営をしている方など様々な方がいらしてくださいました。また、現在大学3年生の方は、日系企業で長期インターンシップに参加したり、英語を頻繁に使うアルバイトをしていたりするなど、目的意識をもって行動している方ばかりでした。

お話をお伺いする中で皆さまがおっしゃっていたことは、ビジネスインターンシッププログラムに参加したことで物事に対する意識が大きく変わったということでした。
インターンシップはアルバイトと違い、一緒に働くスタッフからも取引先やお客様からも一社員として扱われます。自分の言動一つひとつで、インターンシップ先企業にとっていい影響を与えるのか悪い影響を与えてしまうのかがかわります。社会人として働いたことで責任感が身についたということが大きなポイントだったようです。
そのことにより、日々の生活も変わったそうです。例えば、出発するまでは大学の授業中、友達と話したりスマートフォンをいじったりするなど真面目に取り組んでいないこともあったそうですが、帰国後は1秒1秒を大事にし、より多くのことを学ぼうという姿勢に変わったのです。また、英語力を落とさないようにするために、街中であえて外国人観光客に話しかけ道案内するなど積極的にコミュニケーションの機会をつくるようになったという方も多くいらっしゃいました。
また、他の国からのインターンシップ生の英語力や仕事に対する意識・スキルのレベルが高く刺激を受けたり、パソコンスキルなど社会人になってから必要となる力がついたりしたと感じている方がいらっしゃいました。

3.今後に活かしていきたいと感じた意見


先述の通り、ビジネスインターンシッププログラムは時代の流れに応じ、授業内容やサポート体制・内容などを変えてきました。
例えば、2017年から開始した個別キャリアカウンセリングはその一つです。弊社ワールドアベニューには、厚生労働省指定キャリアコンサルタント試験を合格したキャリアカウンセラーが常駐しています。海外ビジネスインターンシップにお申込みいただいた方には、渡航前に月1回の個別面談を行っており、自己分析や業界研究など帰国後の就職活動やその先のキャリアを見据え、対策を行っています。
詳細はこちら:https://world-internship.com/support#detail2

渡航後の海外ビジネスインターンシップサポート内容もさらに充実させています。現地の担当者との定期的な個別面談はもちろん、TOEICの模擬試験や丁寧な履歴書添削、本番さながらの面接練習などインターンシップを行うために必要なサポートをさらに手厚く行っています。
詳細はこちら:https://world-internship.com/support#detail3

また、ビジネスインターンシッププログラム参加者の増加に伴い、インターンシップ派遣先企業を拡充しています。
さらに、ビジネスインターンシップ参加者限定で、大手総合商社の方や外資系金融業界で働く方をゲストとしてお招きしての講演や、大手航空会社の企業見学などを実施しています。ビジネスインターンシッププログラムに参加していただいている皆さまが、様々なビジネスの現場で働く方の生の声や海外で頑張る日本企業の姿に直に触れることによって、海外で働くことの大変さや面白さを感じていただけるようにサポートさせていただいています。(※開催内容・頻度は各年・時期によって異なります。また全員のご参加を確約するものではありません。)
グローバル化に伴い、近年外国人労働者が急速に増加しています。日系企業に就職したとしても外国人と一緒に働く機会が増えていくと考えられる今後はより一層、英語力だけでなく、異文化理解力や対応力、外国人との交渉力などが求められる社会になっていくでしょう。どんな時でも活躍できる人材になるためにも、ビジネスインターンシッププログラムは今後もより良いサポートを提供できるよう改善を重ねてまいります。

4.ご参加いただいた皆さんへのメッセージ、ご参加いただけなかった方へのメッセージ


お忙しいところご参加いただきました皆さま、お時間を作っていただきましてありがとうございました。同じタイミングで渡航した方々だけでなく、違う時期に渡航した先輩・後輩たちとの繋がりを作っていただく機会をご提供できたことをうれしく思います。次回以降もぜひご参加いただけますと幸いです。
また、今回は残念ながらご参加いただくことができなかった皆さま、次回はぜひご参加ください。お会いできることを楽しみにしています。