Azusa Orita

留学期間
2016年4月 - 2017年3月
滞在都市
シドニー/オーストラリア
参加プログラム
ビジネスインターンシッププログラム
インターン先
サーフィンツアー販売会社
ダンスやホームステイ先の繋がりで人一倍英語環境を作り、英語の上達率がプログラム参加者の中でも群を抜いていた折田梓さんに体験談を書いていただきました。留学カウンセラーとのインタビュー形式でご紹介します。

なぜ留学をしようと思ったのですか?

留学したきっかけを教えてください。

中学、高校、大学と打ち込んでいたダンスや楽しいことだけを考えて生活してきてしまった為、大学を終えた際に「人と違うことがしたいな」と思ったのがきっかけです。

そこで友達に相談をしたときに留学の話をしてもらい、留学に興味が湧きました。その友達もダンスの友達で、相談をしている時によく外国人を呼んでいて、英語を流暢に話している姿を見て、私も喋りたいと強く思いました。

他にも大学時代にインカレサークルに入っていたので、周りでも留学をしている人がたくさんいました。特にドイツ語がペラペラの人など英語以外を喋れる人もいて、その人達を見ると、「コミュニティが広がるのだろうな、違う世界が見られるのだろうな」と思っていました。
日本では特別コミュニティを広げようと思ったわけではないのですが、サークル、アルバイトで色々つながりが広がっていって、色々な人と出会ったときに刺激がたくさんもらえるなと思っていました。親ももともとたくさんのコミュニティを持っていたので、尊敬していましたし。留学に関して調べているときも、せっかくなら日本だけのコミュニティだけでなく、世界中に作っていきたいなと思うことで、モチベーションを上げていました。

ご両親は留学に対して反対しませんでしたか?

親は最初大反対でした。(笑)
しかし、本当にやりたい道を見つけたと思ったので、親の反対を押し切って、何度も説得をして渡航しました。反対の理由は、最初やりたいことを見つけるために大学に行くと言っていたのに、結局見つけられなかったので、留学しても同じことが起きるから行っても意味がないと言われました。最終的には、親の友達も巻き込み、本当に行く必要がある熱意を伝えきったのが勝因でした。(笑)

どのようにしてワールドアベニューを見つけましたか?

最初は、インターネットで「留学」と検索をして、5社くらいの資料をもらうところから始めました。その中で2社くらい実際に会って話したのですが、その1つがワールドアベニューさんでした。
もう1つの会社で話を聞いたときは、「ダンスをやっていたのであれば、ブロードウェイに留学するのが一番良いんじゃん?」みたいな話で最初は少し興味があったのですが、新しい自分を探すために留学をするのにこれではだめだと思い、次にワールドアベニューのカウンセラーに話をしに行きました。その際、就活を考えているのであれば、海外でインターンシップをした方が自分の為になるよという現実的な話をされて、ここで自分を追い込んで、人とは違う留学にしようと思い、他を探すのを止めました。

英語力に関してはどうでしたか?

まず、インターンシッププログラムに参加したときの英語力はどのくらいでしたか?

全然できませんでした。こっちに来て、レストランに行っても、最後に聞かれる「Anything else?」がわからず、周りに笑われていたのが懐かしいです。(笑)

どのようにしてインターンシップができるくらいの英語力まで上げましたか?

学校での勉強を人一倍集中してやったのはもちろん、外でも英語環境に浸るように努力しました。特に得意のダンスを活かし、ローカルのコミュニティに入り、ネイティブの英語についていけるように頑張りました。例えば、ダンスのメンバーで大きな家をもっている人がいたのですが、ステージで踊った後の打ち上げパーティーには毎回参加して、なるべく楽しく英語が伸ばせるように意識していました。一番挫折なく英語を伸ばす方法だと思うので、ダンスなどの趣味で英語を伸ばすのは絶対におすすめです。

どういう人達と意識して関わっていましたか?

やはりネイティブの人たちが一番多いダンスのメンバーが一番多かったのですが、外人のシェアメイトなども集まりに誘ってくれてそっちでも英語環境を作ることができました。日本人のつながりも学校や後に始めた日本食レストランでのアルバイトからできましたが、せっかくオーストラリアにいるのでなるべく英語環境で生活するように意識をしていました。

ビジネスインターンに関して

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参加すると決めたとき、どういったビジネスインターンをしたいとかありましたか?

特に決めてはいませんでしたが、日本でワールドアベニューのビジネスインターンシッププログラムの動画などを見て、オフィスワークより色々な人と関わるような接客業をしたいなとざっくりですが決めていました。

インターンシップを実際にやってみてどうでした?

私の会社は、THE・オーストラリアの会社でしたね。笑
日本と海外での働き方の違いは一番大きな学びでした。金曜日は早く帰るために生産性が上がるなど。(笑) 本当に自由な会社でしたね。

例えば、時間が空いているときは、今後のマーケティング用動画の参考にサーフィンの動画を見ようって言って結局1時間以上社員の人と夢中になって見ていたり、ついでに他に面白そうな動画を見てみたりしていました。また、面倒なことはあまりやらないといったような社員の人たちを見て、海外の働き方って本当に自由だし、自分たちの主張をしっかりするなと思いました。もちろんこれが良い働き方なのかと言ったらわからないですし、オーストラリアでも他の業種はこんな自由ではないと思いますが。(笑)

インターンシップにはどういった国籍の人が働いていましたか?

メインで見てくれていた社員はイギリス人の人で、インターンシップ生やパートナー企業の会社の人たちも含め、オーストラリア、アメリカ、ドイツ、イタリア、ブラジルなど様々な国の人達がいました。ちょうど私が働いたとき、アジア人は私一人だったので、「コンニチハ」と片言の日本語でいつも話しかけてくれました。

インターンシップの業務内容を教えてください。

フリーTシャツをオフィスに運んだり、サーフキャンプから帰ってきたお客さんにフリーTシャツを配ったりするようなことから始まって、慣れてきたら予約を自分で手配するような責任が重大な仕事も回してもらえるようになりました。

また、学校やエージェントに営業&マーケティングのために訪問をするのですが、少しプレゼンを任せてもらったり、その学生さんたちと一緒にフリートークをしながらサーフツアーの良さを伝え、申込み希望の方の手配をしたりしました。大きな学校やエージェントに営業に行くときはまとめて予約を取れるので、非常にやりがいがありました。

そして、営業先の開拓の手伝いもとても面白かったですね。競合企業がアプローチできていない学校をはじめとした団体をリストアップして、電話や直接訪問して、パートナーになれないか交渉しに行きました。

その他には、実際にサーフツアーに行く人達の受付業務もあるので、毎週金曜日はバス乗り場でオペレーション業務も行いました。インターンシップを終える前には、バスの手配も電話で行い、一通りの仕事すべてを任せてもらいました。そして、シドニーだけでなく、メルボルンにも手を広げているため、そっちとのやりとりもしていました。

迷っている方へのメッセージ

最初は本当に全くと言っていいほど英語が喋れませんでした。本当にインターンシップができるまで英語力が上がるのかなという不安を抱えての出発だったのですが、留学を終えた今、英語でコミュニケーションをすることが楽しくて仕方がなくなりました。今考えている今後のプランとしては、日本でも英語を使うような接客業の仕事に就き、お金が貯まったらまた留学をしてさらに英語力に磨きをかけたいと思っています。皆さんも英語が喋れないからインターンシップは無理かなと勝手に決めつけず、挑戦してみてください。ビジネスインターンシッププログラムを通じて、自分のやる気次第で何にも代えがたい留学生活にすることができると思います。