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海外留学について
ビジネスインターンシップに関して
インターンシップ先での経験について
今後の目標
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海外留学について
なぜ海外留学をしようと思ったのですか?
まず、元々小さい頃から英語を喋りたいという思いがありました。また、父親が外資系企業で働いていたので、僕も自然と外資系の企業で働きたいということを考えていて、英語が喋れることは必須だと思っていました。英語が喋れないと、外資系で働くという選択肢が狭まってしまうのと、日系企業で働いても駐在の可能性が減ってしまうと思ったので、英語を伸ばすために留学を決意しました。
同じ大学で留学している人はいましたか?
交換留学をしている人はいましたが、ワーキングホリデーとかビジネスインターンシップでの留学はあまり周りにはいませんでした。ビジネスインターンシッププログラムは知らない人が多かったですし、僕も最初は知らなかったです。留学に関して調べ始めて、一括資料請求をしたときにワールドアベニューから電話がかかってきて、ビジネスインターンのプログラムに惹かれました。
ビジネスインターンシップに関して
ビジネスインターンに関してどのようなイメージを持っていましたか?
将来外資系で働きたいと思ったときに、海外で外国人と働いた経験を得ると、外国人の価値観なども知れると思っていました。また、駐在員として海外で働くことになっても、先にインターンシップとして海外の企業で働く経験をすることで、色々と新しい道も見つけられると思っていました。
ビジネスインターンシップを選んだ理由は?
普通の語学学校に行ったら伸ばせないような状況で英語も伸ばせるし、さらに将来仕事に就くときに役に立つビジネススキルも学べるので、参加する決意をしました。ワーキングホリデーでの留学だとお金を稼ぎながらホリデーとして遊んでいるイメージで、企業にはあまり良い影響を与えられないと思ったのも理由です。もともとは国とかにこだわりはなく、話を聞いていくうちにオーストラリアでインターンシップをする魅力を知っていきました。
ビジネスインターンをやるにあたって注意した点は?
ビジネスインターンをやったという事実で評価されるというのはあまり考えていなくて、やって視野が広げられるかどうかを考えていました。仕事でも新しいことに挑戦できるようにというのを意識してインターンシップを行っていました。
周りの人から「ビジネスインターンをやっていれば就活で有利に働くでしょ」という話を聞いて、多少は評価されるかもしれないけど、やったという事実だけでは意味がないというのを思っていたので、インターンシップ中は少しでも多くのことを吸収しようというのを意識していました。
渡航前に不安はなかったですか?
正直、不安だらけでしたね。(笑)英語は喋れないのに、インターンシップでは、英語が喋れるのが大前提で、言われたことをやりながらも新しいことに挑戦していきたいっていうのを考えるととても不安でした。
インターンシップ先での経験について
インターンを終えた感想を教えてください。
インターンを運良く2つの企業でやれたのは非常に勉強になりました。両社ともスタートアップ企業でしたが、業界も大枠で見ると違かったので、学ぶことが大きかったです。
また、金融系とその他の業界の2つの企業で働けたのは、今後の進路を選ぶという点でもとても良い経験ができたと思っています。
インターンシップで得たものは何ですか?
1.できることを増やす重要性
2社ともベンチャー企業のため、本当にいろいろな範囲までやらせてもらえたので、非常にチャレンジングな環境でした。少しずつ自分の可能性を広げていけているなという実感がありましたね。ベンチャー企業で上流から下流まで少しずつやらせてもらえて、いろいろな分野で活躍できるようになりたいと思いました。
2.いかに新しいバリューを出せるか。
言われたことをやるのはあたり前だけれどやはり結果を出すには+αが出せる人間が強いというのを実際に働いてみて感じました。新しい大きいことをやらせてもらえるように、目の前のことで結果を出し、チャンスがあったら飛び込んでいく必要があることを目の当たりにしました。
3.人脈の大切さ
スタートアップハブ(日本のベンチャー企業がたくさん入っているインキュベーションみたいなところ)に入っている会社だったので、他の会社とかと情報交換をして、それが実際に大事な場面で役に立っているのを身をもって実感しましたし、社長が資金調達に走り回るところもやはり人脈を持っていると強いなと感じました。
ベンチャー企業なので、普通のインターンシップ受入先企業と違うと思いますがどうでしたか?
最初は、「自分で考えてガンガン提案してきて」という感じで正直驚きましたが、周りを巻き込んで考えをブラッシュアップすることで、問題解決のスピードが上がってきました。
基本的には、タスクを振ってもらった上で、まずは自分で仮説を立てて、検証していくような感じでした。
具体的にどういう業務をやったの?
旅行系のベンチャー企業
最初の頃は、サイトも商品もないようなスタートだったので、商品(サービス提供画面)の構成を考えたり、デザインのアイデアを出したりからのスタートでした。また、エンジニアが作ったものを競合分析しながら、シートにまとめて、再度改善の提案をするというような業務をしていました。
また、エクスペディア、Booking.comなどが競合大手になっていたので、Price Comparison(価格比較)などを行い、クライアント先に価格交渉なども行いました。データに関しては地域毎の観光局などの一次情報を引っ張ってきていたので、英語の勉強にもなりましたね。もちろんバグチェックなどの単調な仕事もありましたが、そういう経験を経て、やはり将来的には自分しかできない仕事をやっていこうと思える貴重な経験になりました。
金融系(Fintech)ベンチャー企業
リサーチ業務やマーケティング業務が多かったです。特にマーケティングはWEBに特化していて、コンテンツマーケティングから始まり、SNSでの拡散から、認知度向上への取り組みを行っていました。ここはもう大きなシステムが作っていたので、どう広めていくかという方に特化した業務を行っていたという感じです。
最終的にビジネスインターンシッププログラムはどうだった?
学ぶことが多くて、とても満足でした。
社長は非常に創造力があって尊敬でき、他の社員も全体的に仕事ができる人が多かったです。
将来、頭を使って、新しいバリューを作っていきたい、色々な分野の経験をしていきたいと思えたので、本当にビジネスインターンプログラムに参加して良かったと心から思います。
今後の目標
日本に帰ったらどうする予定ですか?
就職活動までまだ時間があるので、日本でもインターンシップをやりたいと思いました。就職活動のための短期のものではなく、こっちで経験したような長期インターンシップでガツガツいろいろな仕事を経験したいと考えています。
おそらく海外留学をしないで、日本のインターンシップに参加したら、与えられた仕事のみをこなすようなインターンシップしか経験していなかったと思います。海外で一定のインターンシップの期間をこなしたことによって、もっと挑戦しよう、いろいろな業務の経験をしてもっと学ぼうと思うようになりました。
就職活動や今後のキャリアに関してはどうですか?
一応就職活動では、商社、銀行、証券を見ていますが、中学生くらいから外資系金融企業に入ろうと自然と考えるようになりました。父の背中を見て考えさせられたという感じですね。お父さんの話を聞いていて、様々なバックグランドを持った外国の人と関われ、いろんな知見が広がると思ったので、外資系金融企業に就職することから逆算して、経済学部に入りました。
父に相談すると、特に外資は今不況だからやめたほうがいいというアドバイスをもらったのと、さらに非常に忙しい一面も見ていたので、再度インターンシップなどもしながら日系の企業で働くか、外資で働くかを考えていこうと思います。今回のインターンシップもそうですし、父の転職などを見て、力があればどこにでも行けるということを知ったので、どちらに進んでもどこでも通用するような力をつけていこうと思っています。