Taishi Tanaka

留学期間
2017年3月 - 2018年2月
滞在都市
オーストラリア
参加プログラム
ビジネスインターンシッププログラム
インターン先
旅行代理店
グローバルに支店を持つ大手旅行代理店でインターンシップを開始し、初月からインターン・オブ・ザ・マンスをもらい、留学中に東証一部上場企業から内定をもらうという前代未聞の大活躍を見せた田中 大士くんから体験談をいただきました。この記事では、田中くんの体験談を留学カウンセラーとのインタビュー形式でご紹介します。

 
インタビュー内容

渡航前の状況と海外インターンシップを選んだきっかけ

日本での大学生活を簡単に教えてください

私は、立教大学で経済学部経済学科でゼミの専攻で金融を勉強していて、授業は他の学校の経済学部と同じようにマクロ経済やミクロ経済を勉強し、専攻で国際金融の諸問題における解決策や為替などを主に勉強していました。

どのタイミングで留学をしようと思ったり、ビジネスインターンプログラムに参加しようと思いましたか?

もともと高校のときから英語には興味があって、大学入学当初から在学中に留学をしに行きたいと思っていました。大学選びも1年生から英語のプログラムがしっかりしているという点から選んでいます。

2年生の夏休みに経済学部主催の「海外の大学で1ヶ月間経済学を英語で学ぶ」というプログラムに参加して、イギリスのクイーンズ大学ベルファストというところに行ったのですが、結局は立教大学の日本人のグループで授業を受けたのと、新しいことを学ぶというよりかは、今までの勉強を英語に変えて勉強しただけだったので、あまり英語の上達は感じられませんでした。なので、有意義な留学をしたいというのがあったので、帰ってすぐに次の留学を探し始めました。結局、帰ってすぐにゼミ長や新しいことにチャレンジをし始めてしまったので、3年が終了してからこのビジネスインターンプログラムに参加しました。

なぜビジネスインターンシッププログラムを選びましたか?

最初に留学を考えたときはは、ビジネスインターンシッププログラムを知らず、語学留学だけかと思っていたのですが、資料請求をし始めたときにワールドアベニューから5分後くらいに連絡があり、高いレベルの留学をしたいという話を伝えた際に、このビジネスインターンを教えてもらいました。

そのあとにも他の留学エージェントに話を聞きに行ったり、同様のインターンシップのプログラムを見つけましたが、制度がしっかりしていない、サポートが良くない、会って話した方が英語が全然できそうではないなどと様々な理由から「一番チャレンジングな留学」という軸でワールドアベニューのプログラムを選びました。

他のインターンプログラムは、私的には具体性があまりないように感じました。話していても、「半年くらい語学学校で勉強をして、英語力が伸びればインターンシップができるかもしれないよ」などインターンシップができるかどうかが少し曖昧な感じがしました。また、過去にどういう方が渡航し、どんな実績があるなどが一切わからなかった気がします。また、私はオーストラリアの条件が良かったと思ったのですが、他のエージェントにその話を伝えても、こっちの方がいいですよと私のやりたいことと提案がマッチしていなかったのも選ばなかった理由かと思います。

渡航後どのようなインターンシップをしているだろうといった具体的なイメージはありましたか?

カウンセラーの方が詳しく説明をしてくださいましたが、正直、英語力がすごいあったわけでもないので全てが未知で、そこまでイメージはできていませんでしたが、ホスピタリティのインターンやアルバイトとは違う、スーツとかを着てしっかりとビジネスができる、やりがいのあるインターンシップだとは信じていました。ちょうどビジネスインターンシッププログラムを終えて、野村證券に内定をもらった人がオフィスに来て話をしてくれたので、イメージを膨らますことができたことを覚えています。

周りの友達は同じく留学をしていましたか?

はい、私の周りは結構留学していました。でも語学留学が多かったですね。サークルの先輩が観光学部が多かったので、語学というより世界を旅している人達も結構いました。また、スターバックスが好きで、色々な国のスターバックスで働くために飛び回っている人などもいましたが、海外でインターンシップをしているという人は周りにはいませんでした。

周りにインターンシップをやっている人がいない中で不安はなかったですか?

不安は一切なかったですね。(笑)
やっぱり普通に語学留学に行って、TOEICが少し伸びた!と喜んでいる人たちのようにはなりたくなく、他の留学生に負けたくなかったので、より厳しい環境であるビジネスインターンプログラムに飛び込もうと決心しました。正直な話、このビジネスインターンシッププログラムより厳しい留学はないかと探していたくらいでした。(笑)

今までの人生で自分をめちゃくちゃ厳しい環境においた方が頑張れる、成長できるというのを知っていたので、ちょっとハードルを高く設定し、なんとかしてやらなきゃいけないなというくらいのところに自分の身を置きたいと思いました。そのため、決め手は、「自分次第で一番厳しい環境に追い込める、成長できる!」と思ったので、このビジネスインターンシッププログラムに申し込みました。

その時の英語力はどのくらいでしたか?

このプログラムの最初に受けたTOEICの模擬試験では600点くらいでした。TOEICは少し必要性を感じていたので平均点くらいは取れていましたが、喋りや書きは一切できませんでした。一応、大学で外国人の人と交流できる集まりにはたまに顔を出していましたが、全然伸びませんでしたね。

留学をする地域のこだわりはなかったですか?

私は、インターンシップをするという条件で探したときは、シドニーが最適だと思っていました。アメリカは、期間が限られてしまっているのと、学生ビザなので働けない。イギリスだとインターンとして参加するのに英語力証明が必要。それに比べてシドニーは都市部のため、企業がたくさん集まっている上に働ける期間も最長6ヶ月、そしてアルバイトをすれば生活費の足しにもなるというので自分の条件に一番合っているなと感じました。

インターンシップ・プログラム内の語学研修に関して

1つ目の学校「JET English College」の授業はどうでしたか?

最初の授業は、何をしているのかわからないくらい速いなと感じたのを覚えています。自分から言葉を発せれないという悔しさが強く、苦痛を感じるスタートでしたね。

でも、何周もしてくると体が覚えてくるので、外で意識をして構文を使うように心がけておりました。2−3週間すると徐々にパッと言葉がでてくるようになり、嬉しくなったのをきっかけに積極的に喋るという好循環に入りました。良かった点として、毎授業、先生が変わるので、色々な先生の英語を学ぶことができたことですね。後々わかったことではありますが、インターンシップを含め、こちらで生活をしていると本当に多国籍の人とコミュニケーションを取る機会があり、色々な癖があったりするので、最初から色々な英語が聞けてよかったです。

他には、発音を徹底的に直されるので、最初に比べて絶対に発音が良くなったのと、発音を意識して単語を覚える癖がつきました。

もう1つの学校「MIT Institute」の授業はどうでしたか?

勉強というよりも楽しかったイメージの方が強かったですね。IELTSのクラスを取っていたので、テーマに関して2分間喋らなければいけないなど、JET English Collegeで使った構文をアウトプットできるという非常に良い環境で勉強することができました。最初の一般英語クラスは、韓国人、タイ人、ブラジル人、コロンビア人、チリ人とか色々な国の人がいて、IELTSのクラスは、レベルが高いヨーロッパ系の人やブラジル人が多かったのを覚えています。

「JET English College」のビジネス英語の授業はどうでしたか?

もともと経済学部なので、内容自体は問題なかったですが、英単語として知らないものは最初に一気に調べる必要がありました。それさえやれれば皆が言うほど難しくはなかったですが、内容としては、実際にインターンシップを始めても使えましたし、非常に充実していました。

ビジネスインターンの同期が多かったため、ある程度の人数がいましたが、その中にはビジネスのバックグランドがない人もいて大変そうだったので、いかにわかりやすく教えられるかを意識していました。

どのタイミングで英語が伸びたなという実感を得ることができましたか?

聞けるようになったなという実感は特になく、リスニングは段階的に伸びていったのかなと思うのですが、喋れるようになってきたなと感じたのは、始まって1ヶ月頃くらいかなと思います。シェアハウスに移って、お酒を飲みながらガンガン話していたので、「あ、喋れるようになってきてる!」と酔っぱらいながら感じてたのを覚えていますね。(笑)

5ヶ月行った海外インターンシップに関して

最初の関門であるインターンシップの面接はどのくらいのタイミングでやりましたか?

僕の場合は、少し特別だったみたいですが、まだ学校にいる段階で電話面接をしてほしいとの話をもらいました。その電話で簡単に自己紹介をして、会社について何を知っているかや業務内容に関する質問などに答えました。

その後、MIT Instituteが休みの金曜日午前中に直接オフィスに向かい、HRマネージャーを含めた3人と実際に会って面接を行いました。質問内容はレジュメ(履歴書)に沿っての質問だったので、比較的簡単に答えることができました。

英語での面接は初めてだったと思いますが、不安や緊張などはなかったのですか?

しっかりと準備をしたので、不安はなかったですが、めちゃくちゃ緊張はしました。(笑)
準備をしたおかげで9割方は問題なかったのですが、本当に簡単な他愛も無い質問が逆にどういう答えをすればいいのか困りました。(笑)

でも日本の面接とは違く、非常にフレンドリーだったので、友達のような感じで伝えたいことを伝えていくうちに緊張が解け、気づいたら合格をしていた感じでした。

面接対策はどのようにしましたか?

電話面接や対面での面接が急遽入ったため、模擬面接をやってもらう機会はなかったですが、ビジネス英語の時間にやった対策を復習し、夜に1人で伝えたいことをまとめて口に出してみるということをやりました。

ビジネス英語の授業ではレジュメ対策や面接対策をやったのでとても参考になったのと、面接受けの良いフレーズや単語選びなども教わることができたのである程度は対策ができておりました。

英語での履歴書もそもそも書いたことなかったですよね

はい、今回初めて書きました。
自分で言うのも何ですが、大学では人並み以上に色々な経験を求めて動いていたので、書く内容には苦戦しなかったですが、書き方や表現の仕方がわからなかったです。配られたテンプレートを使用し、インターネットで調べたり、学校の先生に聞いて添削をしてもらったりしました。

インターンシップ受入先に関して教えてください。

世界6カ国にオフィスを持っている旅行会社の金融部門で5ヶ月と少しインターンシップをしていました。BtoBのビジネスで、旅行に行くのをサポートする旅行代理店に私の会社が持っているホテルやフェリーだったりを組み合わせて買ってもらい、パッケージを作ってもらうというようなことをしていました。オフィスには、セールス&マーケティング、エンジニア、HR、ファイナンス、コールセンターがあって、60−70人くらいがワンフロアにいる感じでした。

僕は、ファイナンスチームに入り、僕を含めて7人くらいのチームとして動いておりました。入った当初は、同時期に入る中途社員と一緒に会社の説明などのチュートリアルを受けて、チームのことだけではなく、会社全体の理解度を深めるというような内容でスタートしました。それが終わったらすぐに自分のチームに入り、業務を始めるという感じで、誰が誰だか、何をすればいいのかわからない状態にポンと置かれました。(笑) 最初はがむしゃらに色々な人に聞いて仕事を取ったりもしていましたが、すぐにラインマネージャーがマンツーマンで教えてくれはじめました。最初のタスクは、その人から振られた仕事をこなすという感じでしたが、相手の期待値を超えることを意識して仕事をするうちに、ファイナンスの責任のある仕事をもらえるようになってきました。

出社前から分厚い書類をもらったり、インターン用のマニュアルをもらったりと制度や仕組みはしっかりとしているなと感じていました。また、最初のチュートリアルもオンライン上にいけば何度も繰り返して見ることができました。しかし、それらは会社全体の説明が多いので、自分の部署に関しては、全てOJTで学んでいく感じでしたね。(笑)

嬉しかったことは、毎月正社員とインターンの中から1人ずつ、その月に会社で一番貢献していた人にMVPのような賞がもらえる制度があったのですが、初月からIntern of the Monthの賞を受賞することができて、バウチャーと賞状をもらいました。

また、毎週金曜日に仕事終わりに会社のキッチンでお酒飲み放題、スナック食べ放題などといった福利厚生みたいな制度がありました。また、インターン生も交通費はすべて支給してくれましたし、そこまで大きな金額ではないですが、2週間に数百ドルだけお給料みたいな形でもらって働いておりました。

働き方などはどう感じましたか?

仕事をしっかりと決まった時間に終わらせるという力は本当にすごいなと感じました。僕の会社は、朝9時からインターンは5時まで、社員の人は6時までだったのですが、フレックス制を導入していて、1時間早く来たら1時間早く帰れるというような制度を頻繁に使っておりました。リモートで働いている人もいましたし、有給もしっかりと使ってワークライフバランスを大事にしていましたね。

日本人の感覚だと、終わりきるまで帰れないという感覚でしたが、そこで働いている人たちはきっちりと時間内に仕事を終わらせにいって、もし終わらなくてもダラダラやらず次の日に回すといった切り替えがしっかりとしていました。

仕事以外にやることを持っている人(勉強や家庭など)は、非常に充実した生活を送れているのではないかなと思っておりました。働き方は結構好きでしたね。

業務内容を詳しく教えてください

前述したように最初は、ラインマネージャーの仕事や、ボス以外の4人の手伝いから始めました。インターンシップ用の仕事が分けられれているわけではなかったので、全て実践的な業務で自分の頑張り次第でより難しいタスクがもらえるというような形でした。

具体的には、旅行会社なので、1つ1つの予約の詳細のエクセルを確認するところから始めて、数週間後から予算作成のためにMicrosoftのGPという会計ソフトを使ったりと徐々に難しいタスクをもらっていきました。

予算割り振りも部署ごとの業務内容をすべて洗い出し、頭を使ってロジカルに予算を配分しないといけないので、とても勉強になりました。

他には各チームや社長が使ったクレジットカードを記帳していったり、システム入力されているものが合っているか照らし合わせたりなどもやりました。

その後、新しく正社員の人が入社してきたタイミングで他の正社員と同じくらいの業務量をもらっていたので、自分の業務をこなしながら、その正社員の人に教えるというような面白い状況になっていました。(笑)

最後の方は、毎日のキャッシュフローのデータをとって、どこにどれだけ使っているか分類して、予想を立ててプレゼンなどをしたりもしました。唯一インターンの権限でできなかったのは、新しいホテル1室を購入するなどと他部署から報告を受けたときの実際の最後の「支払い」だけはできなかったのですが、それ以外に関してはほぼすべて社員と同様にできたので、ファイナンスに興味がある人にとっては、やれる幅が非常に広い、とても勉強になるインターンシップなのかなと思います。

毎日各国6つのオフィスの売上データや予約数の数、どのセールスがいくら売っているかもすべてメールでレポートされていたので、「インターン生にここまで見せてくれるの!?」というくらい重要な情報まで触れることができました。

インターン中に一番苦戦したことは何ですか?

経済学部で金融を専攻していて、簿記も2級を持っていたので少しは自信があったのですが、英語で勉強をしていた訳ではないので、実際に仕事として使ってみたときに、勘定科目とかもすべて英語なのでそこを適応させるのに最初は苦戦しました。

また、毎朝ミーティングに参加させてもらえたのですが、入ってすぐのタイミングから毎回発言を求められ、英語が不安でまだ右も左もわからない状況だったので、プレッシャーを感じ、毎日緊張していたのを覚えています。しかし、これも慣れの問題で、数週間後に自ら積極的に聞くようになってからは、仕事がガンガン回ってくるようになってきました。

インターンシップから学べたことを挙げてください

会計に関する知識や英語はもちろんでしたが、「働く姿勢」ということが一番の学びでした。大学時代から色々と挑戦はしておりましたが、オフィスで働くことは初めてだったので、どうやって人が動いて、組織が回っているかが見れたり、どうやったらチームがうまく回っていくかを実際に実感できたりしたのが良い経験だったかなと思います。

また、ファイナンスにいたからこそ見える数字は勉強になりましたね。ベンチャー気質で非常に成長している会社だったので、人員が入れ替わるスピードが早く、そのタイミングでかかる費用が大きいことに気づいたり、投資する金額が想像以上に大きかったりと目からウロコとはこのことでした。

イメージしていたインターンシップと比べてどうでしたか?

遥かに上を超えましたね。
めちゃくちゃ楽しかったですし、とても勉強になりました。また、会計業務に携わって、一時期なろうか迷っていた会計士を一生続けていくよりも面白いキャリアはたくさんあるなと感じました。今回インターンシップをやってみなければわからなかったことだと思います。

会計の知識を持って、会社のお金の流れをわかった上で、自社、他社ともに提案をしていけるような私の会社のラインマネージャーとかボスの働き方をしていきたいなと、なりたい自分像も見つけることができました。私は、本当にこれ以上ないくらいベストなインターンシップ先だったと思います。

私生活やそれ以外に関する質問

学校やインターン以外の時間はどのように使っていましたか?

学校があった時期の平日は、勉強をする期間だと割り切り、学校が終わってから23時位まで勉強をしていました。ビジネスインターンプログラムの同期にも意識が高い先輩が数名いたので、その人たちと一緒に飲んで、高め合ったりもしていました。

休日は、他の国の人と遊びに行って、会話力を磨いていたか、勉強していたかのどちらかですね。MIT Instituteの友達や先生とご飯行ったり、飲みにいったりもしていました。それとルームメイトやホームステイ先のときに一緒だった人やその周りの輪に入れてもらっていたりもしました。

インターンを始めたあたりから時間を見つけては、サーフィンやったり、スノーボードにいったり、ラグビーを見に行ったりとオーストラリアっぽいことを中心になるべく色々なことに挑戦しました。

他にシェアをしたい思い出はありますか?

急遽思い立って、ビジネスインターンの同期とクイーンズランドの上の方まで数日ロード・トリップしたことですね。友達が借りておいてくれた車がトラックみたいなのに変更されている珍事件からスタートし、宿なしで車中泊したり、みんな運転できないのでずっと運転をしてフラフラになったり、シドニーとは違ったとてもきれいな景色が見れたりと思い出がたくさんできました。

インターンが終わって、やりたい勉強も一段落がついたので、今は毎朝サーフィンをしに行っています。スポーツをやることによって、新しいオージーの友達ができました。

他には、せっかくシェアハウスに住んでいるからということで、料理にも挑戦しました。シドニーは物価が高いので安く済むのと、シェアメイトがシェフというケースが結構多かったので、皆から色々と教わることができました。

インターンシッププログラムの活動内で勉強になったことなどはありましたか?

たまに開催してもらっていた就職活動対策講座やインターンシップのメンバーで取り組んだプロジェクトは非常に勉強になりました。また、インターンシップで学んだことなどをアウトプットする機会もあったり、駐在の方と話す機会などもあったりと刺激的な1年間でした。

オーストラリアにいる間に就職活動もされたのですよね?

はい、シドニーに日系企業がオーストラリアの学生を採用しにくるというキャリアフォーラムが開催されたので、参加をしました。
その際に6社面接をさせてもらい、5社の選考は残り、その中の日系、外資含め3社は日本で最終面接後に判断というところまで進み、東証一部上場企業1社からは内定をもらいました。

最初はこのようなイベントも知らなく、ワールドアベニューの方に教えてもらったのですが、今回参加することができて本当に良かったと思いました。実際にこっちで履歴書を作成したり、自己分析をしたりと日本が本番だと思っていた就職活動を先に経験でき、面接ではこういった話をするとこういう返答が来るなと予想が立てられるようになったのと自己PRがブラッシュアップできたのが良かったかなと思います。

オーストラリアの大学に3年間留学をしていたり、1年間交換留学をしている人たちと戦っていくという環境だったので、インターンシップをして働いているという点を強調して喋ったところ、非常に興味を持ってもらえました。終始、海外インターンシップの質問で終わったところもあるくらい大学では学べない、実践から得た力というのを共感してもらえましたね。なので、海外インターンシップが就職活動で武器になるということを身をもって実感しました!!

インターンシップ以外に挑戦したことはありますか?

せっかく留学したので、英語の資格は積極的にチャレンジしました。

TOEICは、到着時の模擬で600点くらいでしたが、最終的に正式なテストで900点近くまで取りました。インターンが始まるくらいに一回受けたのですが、そこからインターンから帰宅して1日数時間TOEICの対策をしました。インターンを本気でしているだけで、リスニングは桁違いに伸びたと思います。それなので、リーディングの対策をメインにしたという感じですね。インターンシップは仕事なので責任も伴い、聞けないと迷惑がかかるという緊張感の中でやるとリスニングは自ずと伸びてきます。また、TOEICはビジネスに関する単語が多く出てきますが、インターンシップ中に初めて学んだ単語がTOEICで出てきたりということもありました。

※追記※
インタビュー終了後にIELTSという英語のテストにも挑戦し、オーストラリアの大学に入れるレベルであるIELTS6.5も取得しています。

さいごに

今後の目標

帰って大学が1年残っているので、自分が働きたいと思える会社を探すことを第一に置きながら、ここまで英語や会計をやってきたので、しっかりと継続して勉強していきたいと思っています。新しくやってみたいこととして、来年はプログラミングを勉強しようと思っています。プログラミングの教材は英語で書かれていることが多いので、英語の勉強も兼ねて頑張りたいと思います。

渡航を考えている人へのメッセージ

僕は自分の経験から、どの語学留学よりもこのインターンシップ・プログラムで得られるものは貴重だと思っていますし、ただただ英語を学ぶよりも今後のキャリア、人生で役に立つことが非常に多い留学だったと思います。意識が高く、色々なことに挑戦をしたい欲張りな人にはもってこいの留学かなと思います。英語+αの経験ができます。

一番心配をしているのは英語かと思うのですが、僕の同期を見ると、300点以上伸びている人もザラにいますし、一番伸ばした同期は250点から900点近くまで伸ばしていたのを身近で目の当たりにしました。それ以外にも英語の試験の数値に表れない使える英語力(スピーキングなど)は確実につくと思います。なので英語面で心配に思っている人は、安心して大丈夫だと思います。いざ始まってみるともうやるしかないので、一歩踏み出すことがすごい大切かなと思います。