語学留学か海外インターンどちらに行くべき?

費用と時間がかかる海外留学。語学留学と海外インターンのどちらのプログラムで渡航すべきか迷ってしまう方が多いのではないでしょうか。今回は、海外留学プログラムで人気の高い語学留学と海外インターンシップ・プログラムを比較し、どちらの留学プログラムが自分に適しているのか判断する情報を整理致しました。

海外インターンと比べた時の語学留学のメリット

語学留学が海外インターンシップと比較して優れているメリットは、国選択の自由度の高さ、語学学習期間の長さの2点があげられます。まず、語学留学の一般情報について動画でおさらいしてみましょう。

留学する国を自由に選べる

語学留学は、留学プログラムの代表格でイギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージランド・フィリピンなどの多くの国で提供されています。または、非英語を学ぶ中国・イタリア・フランス・台湾などの国も候補になるでしょう。語学留学を目的とした留学プランは多用な国・都市、学校のタイプから留学先を選べるメリットがあります。自分が住んでみたかった国や、憧れの都市から留学先を決定できます。語学学校が提供する語学のコースは、寮付きのプラン、カフェでのバリスタコース、大学・専門学校への編入を目的とした語学コースなど多岐にわたります。憧れの国に長く滞在し、学習したい語学力を伸ばすという目的から、語学留学は代表的な留学プログラムです。

また、年齢制限も緩い国が多く、低年齢層からミドルエイジまで多様な年代層の方が語学留学にチャレンジされています。語学留学には達成しなければならない条件が少なく、ストレスが少ないのもメリットと言えます。自分のペースに合せてゆったり勉強したいという方にも語学留学はオススメできる留学プログラムです。

海外インターンシップは、滞在するビザの条件に就労許可が含まれていることが極めて重要です。インターンシップだから就労じゃないと判断しているプログラムは厳密に言えば違法となるケースもあり、最悪の場合ビザ取り消しや強制退国扱いになる可能性もありますので注意しましょう。そのため、語学留学と比べて海外インターンシッププログラムが提供できる国が限定されてしまうことがデメリットと言えます。

絶対に留学したい国があるなら語学留学を選ぼう!

語学学習期間の長さ

長期間の語学留学では学生ビザを取得し、海外の語学学校で語学を学ぶのが一般的です。国によって学校で提供される語学コースのカリキュラムや授業時間は異なりますが、語学学習が主な目的となるため学校で就学する時間がメインになります。学生ビザでは就労が許可されない国も多く、アルバイトもせずひたすら勉強に打ち込める状況にできます。ついついアルバイトで仕事ばっかりに目がいってしまう方や、目標としている語学スコアが高い方にとっては、語学留学で語学を勉強する時間を長くすることが大切でしょう。ゆっくりと時間をかけて学ぶことで、苦手な英語をストレスをかけずゆっくりと伸ばすゆとりが生まれます。語学を一生のスキルとして長い目でみて成長させたいと考えている方は語学留学がおすすめです。

ゆったりと語学力を伸ばしたいなら語学留学です。

語学留学と比べた時の海外インターンシップのメリット

人気が高まりつつある海外インターンシップですが、多くの国で開催されより知名度も高い語学留学とくらべてどういったメリットがあるのでしょうか。実践での生きた語学力の習得、海外での就労経験、就業意識(キャリア感)の変化の3点があげられます。海外インターンの内容について、まず動画を確認してみましょう。

実践での生きた語学力の習得

英語は自力で勉強しているだけでは使いこなせるようにはなりません。特にスピーキングやライティングスキルはネイティブスピーカーと実践で使う経験値が物を言うのは周知なことではないでしょうか。語学学校でネイティブの先生から英語を学ぶ機会は語学留学でも恵まれます。海外インターンシッププログラムでも語学学校で集中的な英語コースを受講するため、必要な英語のインプットを行う時間は十分にあります。それ以上に学んだ英語を海外インターン受入先で仕事を通して使う機会があることです。ワールドアベニューの海外インターンシップはオーストラリアで開催されていますので、インターン先では英語で上司や顧客とコミュニケーションを取らなければいけません。もちろん英文メールを作成したり、英文を読んだりする機会もあります。教科書に記載されている英語を勉強するのも大切ですが、仕事に直結する英語に取り組む方が生きた英語力の習得に繋がります。

英語を使わないといけない国際環境で、生きた英語力を培おう!

海外での就労経験で得られるさまざまなメリット

語学留学という限られた就労許可の中では得られない本当の海外就労経験が海外インターンシップ・プログラムで経験できます。特に、転職活動を控えている社会人や就職活動が待ち受ける大学生の皆さんにとって海外就労経験を積む意義は非常に高いと言えます。将来的に海外に駐在して働きたいと思っている人だけではなく、日本の大手企業や貿易関連の業務を行う会社へ就職を考えているのであれば、海外で就労経験を積んでいることは面接で大きなアピールポイントとなるでしょう。語学力だけではなく海外のビジネス現場でインターンを経験すると、語学留学だけでは知り得ない深さまで文化の違いを学ぶことができます。せっかくの留学であれば、海外インターンで語学力プラスアルファの経験値を積むべきでしょう。

就職・転職活動のアピールポイントが得られます!

キャリア感の変化

日本ではなく海外で働くことで、日本とは違う働き方・商習慣にふれられます。日本で一般的な長時間労働や残業体制ではなく、オーストラリアでは時間通りに始まって、きっちり時間内で仕事を終らせる制度がとられています。逆に言えば、時間内で仕事をこなせる能力に満たないと採用されないため、面接だけではなくインターン経由で時間をかけて採用を判断する傾向もあります。日本とは異なった風習にふれることは、自分が今後どのように働いていくのかを検討する上で貴重なインプットとなるでしょう。また、オーストラリアでは資格や学歴が給与水準や職種に直接関係する傾向にあり、多くのビジネスマンが就労しながら専門学校・大学や大学院に通学しキャリアップを目指しています。生涯を通してキャリアップを目指す姿勢などは日本人から見ても学ぶべきポイントと言えます。やはり百聞は一件に如かずで、海外のビジネス現場でインターン生として海外ビジネスマンと肩を並べて働くことにより、キャリアとは何か?というテーマについて深く考えられるのではないでしょうか。

働き方・キャリアに取り組む姿勢を海外ビジネスマンから学ぼう!

結論:語学留学と海外インターンどちらを選ぶべきか?

結論から言うと、語学だけに集中したい!・絶対にこの国に行きたい!という方は【語学留学】に。就職活動に備えたい、使える英語力を身に付けたい、海外の働き方を体感したいという方は、【海外インターン】に挑戦するべきだと言えます。