Masahiro Takahashi

留学期間
2017年3月 - 2018年2月
滞在都市
オーストラリア
参加プログラム
ビジネスインターンシッププログラム
インターン先
人材系・外資系ヘッドハンティング企業
海外ビジネスインターンシッププログラムに参加し、英語が思うように喋れないレベルから、グローバル企業でバリバリ活躍された高橋 将大くんから体験談をいただきました。この記事では、高橋くんの体験談を留学カウンセラーとのインタビュー形式でご紹介します。

 
インタビュー内容

渡航前の状況と留学をしたきっかけ

留学しようと思ったきっかけ

小中高と野球部に入っていたのですが、大学に入ってからは部活にもサークルにも入っていなかったので、何か新しいことをやろうと思って留学を検討しました。留学を調べたときに、英語も勉強しながらインターンシップをやって実務経験を積めるワールドアベニューの「海外ビジネスインターンシッププログラム」というのを知ったので、挑戦したいなと思いました。

周りにも留学をしている人たちはたくさんいましたか?

高校の友達が1人留学しているくらいで、他にはいないですね。特に野球部の仲良かった友達は一切留学していないです。高校の友達がオーストラリアに先に留学をしていたので、少しだけ情報は聞きましたが、他に留学をしている人が周りにはいなかったので留学自体どのように決めていくのかわかりませんでした。

もともと英語は勉強していましたか?

全然勉強していませんでした。(笑)
テレビとかで日本人が海外に行ったというのを見て、「かっこいいな」という憧れから入り、自分も海外に行ったら何か新しい発見があるのではないかという理由で留学前から少し勉強を始めました。

海外インターンシップに関して

インターンシップ先に関して教えてください

私がインターンシップをした会社は、ヘッドハンティングの会社で、私は主にリサーチャーという立場で仕事をしていました。最初は、Linked Inから候補者を見つけ、様々な方法で連絡を取り、企業につなげるという仕事をやっていました。また、色々な手段を使って優秀な人材の連絡先を見つけるという仕事を行い、後々その人達が食いつくような求人案件を作成するなどマーケティング要素も入った仕事もやっていきました。
 
大体週3日くらいを約3ヶ月行っており、会社は、BarangarooというDarling Harbourの隣の新しいビルでシドニーを一望できるような高層ビルの24階で仕事をさせていただいていました。とてもきれいで、仕事の息抜きで外を見るとオペラハウスやハーバーブリッジが見え、非常にモチベーションが上がるオフィス環境でした。
 
一緒に働いていた人たちは、ほとんどがオーストラリア人で、少しアジアやヨーロッパ人、そして日本人も数人いるような会社でした。

インターンシップ開始1ヶ月目に関して

最初からずっと緊張していて、とりあえず期待に応えられるようにと頑張りました。特に人材会社やヘッドハンティングに関する知識が一切なかったので、家でも勉強するようにしていました。

どのくらいのタイミングでインターンシップに慣れましたか?

ちょうど半分くらいのタイミングで慣れたなと自信を持って言えるようになりました。自分が担当していたのが、お医者さんなどの医療関係のポジションが上の人材がメインだったので、非常にハードルが高い分野での挑戦でした。メールなどでコンタクトをしても返ってこないことがほとんどなので、試行錯誤をしてどうやってら返ってくるかなど考えてPDCAサイクルを回していました。
 
やはり数が必要なので、とりあえず精神科医に連絡をし続けて、その中から「英語が喋れる」などのプラスのポイントで振り分けて、求人紹介を別のタイミングでまとめて検討できるように考えて行いました。とりあえず効率的に候補者を増やすという泥臭いけど、頭を使う業務なイメージですね。

日本人もいるとの話でしたが、普段のコミュニケーションは英語ですか?

日本人も数人いましたが、外資系の企業なので、社内では完全にといっていいほど英語環境で、日本人の社員に聞こうとしても、これはこの外国人に聞いてと日本語では聞けない環境を無理矢理作ってもらっていました。

社内でのコミュニケーションはどうでしたか?

学校で喋るのとはまた違うので、非常に緊張感のある場で英語を伸ばすことができました。JET English Collegeでビジネス英語を学んだのですが、そこで学んだ単語などが飛び交っていたのが印象的でした。その授業では少し曖昧だったことも「ここでこう言うのか」というように覚えていた単語の使い方をマスターできたのも非常に大きな経験で、ビジネス英語の授業をやってよかったなと改めて思いました。

来る前に想像していたインターンシップと実際にやってみてどうでしたか?

来る前は本当に英語ができなかったので、「外国の人とコミュニケーションなんか取れるのかな、、しかもビジネス環境では厳しいのだろうな、、」というのが来る前の想像でした。

来た当初も、プログラムに参加している人の英語力も高いし、これ絶対インターンシップなんてできないなと思っていたのですが、無我夢中で言われた通り人の2倍も3倍も速く走り続けていたら「ここまで来れた、おれグローバル企業で働けているじゃん」と思ったのが正直なところです。

どうやってそこまでのレベルに持っていきましたか?

プログラム内にある2つの学校での勉強はもちろんですが、それ以外の時間も出来る限り英語に割いていました。You Tubeでも英語、文法や単語、読書も英語と英語漬けの生活を意識していました。インターンをしている最中に本当に英語力をつけたかったら3年は必要だよね。。と言われたときにはもっともっと時間を割いて1年で上り詰められるところまで行こうとモチベーションが上がりました。

さいごに

今後の目標を教えてください

せっかく留学をしたので、日本でも英語の勉強は続けていこうと思います。日本でTOEICにもチャレンジをし、800点は絶対に就職活動前に持っておきたいと思います。仕事に関しては未定ですが、こっちで貴重な経験ができたので、再度振り返り、自分がどういった企業だったら楽しく仕事ができ、活躍できるのかを見極めて就職活動に臨みたいと思います。

留学を考えている人にメッセージをお願いします

もし留学か迷っていいる人がいるのであれば、私は留学はした方がいいと思います。というのも自分が実際に留学をして、本当に良かったなと思うからで、こんなチャンス二度とないのではないかなと思います。英語ができなくても来たらなんとかなります。そもそもなんとかしないとやっていけません。(笑)それは、誰よりも下からスタートして、インターンシップするまで英語を伸ばすことができた自分が言うので間違いないと思います。

今学生で迷っている方がいるのであれば、今しかこんな大きなチャンスはないと思うので、是非一歩足を踏み出してもらいたいなと思いますし、社会人で来ている人もたくさんいますので、一時のキャリアを止めてでも、満足して転職に成功している人がほとんどなので、迷っているのであれば絶対来た方が新しい世界が見れると思います。