海外ビジネスインターンコンテンツレポートVol.1 〜マシュマロ・チャレンジ〜

ワールドアベニューのビジネスインターンシップにご参加いただいている皆さんを対象に、シドニー滞在中に週に1度、ないし隔週にて下記内容のような講座を実施しております。既にインターンシップを開始している人もいたり、自分の時間に使用したい方もいるため、必須ではありませんが、毎回多くの方にご参加いただいています。この時期は、多くの学生様がフルタイムでインターンシップを行っているため、語学研修中の方が中心の参加になりました。今回は、その一部であるチームビルディング講座として行った「マシュマロ・チャレンジ」をご紹介します。今回の目的としては、ゲームを通してチームワーク(コミュニケーション能力)を高めて、PDCAサイクルの重要性を確認することになります。
 
【コンテンツ内容】
■英語学習方法
■インターンシップを獲得するための準備(履歴書やカバーレターの書き方、面接準備)
■ビジネススキル
■コミュニケーションスキル
■就職活動、転職活動の準備
■外部講師を呼んで講演
etc.

マシュマロ・チャレンジとは?

日本マシュマロ・チャレンジ協会のHP(http://www.marshmallow-challenge-japan.org/)によると、マシュマロ・チャレンジとは、

マシュマロ・チャレンジとはパスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って 自立可能なタワーを立てるチームビルディングの為のゲームです。最も高いタワーを作ったチームが優勝となります。

となっています。要するにチームで協力をして、一番高いマシュマロタワーを作成したチームが勝ちとなります。

TEDでトム・ウージェック氏が「塔を建て、チームを作る」というタイトルで、マシュマロ・チャレンジに関するプレゼンテーションを行っていますので確認してみてください。

マシュマロ・チャレンジに必要なものとルール

マシュマロ・チャレンジに必要なもの

マシュマロ・チャレンジを行うために準備するものは、下記になります。

■マシュマロ:1つ
■スパゲティ:20本
■マスキングテープ:90cm
■紐 :90cm
■はさみ:1つ

これ以外に全体で1つ「メジャー」と「ストップウォッチ」を用意しておく必要があります。

マシュマロ・チャレンジのルール

■4人1チーム
■制限時間は18分(作戦タイム含む)
■自立可能で出来るだけ高いタワーを立てる
■テープで足場を固定することは禁止
■タワーの上にマシュマロを置く(パスタに刺してもOK)
■パスタやテープ、ひもは切ったり、貼ったりするのは認められる
■マシュマロをちぎることは禁止
■計測の最中もタワーが立っていなければ記録とならない
(参照:日本マシュマロ・チャレンジ協会)

これがオフィシャルルールとなっていますが、今回行ったマシュマロ・チャレンジでは、制限時間の半分を英語で、残り半分を日本語で行いました。インターンシップを行うにあたりチームでの仕事は、全て英語で行われるため、半分は英語で行うことにしました。

マシュマロ・チャレンジの様子

作戦を長めに取るグループもいれば、早速取り掛かっているグループもいました。どこが一番高いタワーを立てることができるのでしょうか。
 

カメラマンが興奮をして、最後の立った写真が残っていませんでしたが、こちらのグループは30cmのところにマシュマロを置くことができました。
 

こちらのグループは完成している写真が残っていました。しっかりと立っています!記録は、40cmになりました。
 

おおお、これは見る限り圧倒的な高さを記録しそうですが、果たして立ったのでしょうか。
 








 
はい、このグループは見事この上にマシュマロを置くことができました。
記録は、「60cm」でした。
世界公式記録が99cmなので、比較的高いマシュマロタワーを建てることができたと言えるでしょう。

最後にトム・ウージェック氏のTEDのプレゼンテーションを見ながら、フィードバックを行いました。

さいごに

今回のマシュマロ・チャレンジを行って感じたことは、新しいメンバー&日本人同士ということもあってか、英語でのコミュニケーション数が圧倒的に少なく感じました。(マシュマロ・チャレンジで失敗しやすいのは、計画の時間を長く取り過ぎて、マシュマロを上に置くタイミングが遅くなってしまうことなので、逆に今回は良い方向に働いたかもしれません笑) ローカル企業でインターンシップが始まると、基本的にメンターや部署の数人と一緒に働くことになることが多いので、今回の趣旨の1つとして、英語でのコミュニケーションに関してどれだけ自分が言いたいことを伝えられるか感じてもらうことを考えていました。また、グループディスカッションで全滅するグループなどの例を取り、同じ目標に向かってしっかりと進めたか、そしてその上で役割分担ができたかなどに関しても簡単に振り返ってもらいました。引き続き、似たようなトレーニングを行っていこうと思います。