海外インターン参加に必要な英語力とは?

海外インターンシップに参加するためには、ビジネスインターンシップ受け入れ先の社員と英語でコミュニーケーションが取れる力が必要となります。日本の教育を受けてきた皆さんにとってチャレンジングな経験となりますが、漠然とした語学留学で英語だけを学ぶのではなく、英語をビジネスの世界で使っていく経験値を積むことは就職活動で魅力的な人材としてアピールできる大きな要素となります。今回は海外インターン参加に必要な英語力と、どのように英語力を身につけていくべきかをご紹介させていただきます。

TOEICのスコアは関係ない?

英語力の判定テストとして日本で最も知名度が高いのはTOEIC(トーイック)テストではないでしょうか。長期間のビジネスインターンシップを目的としている海外インターンプログラムにおいて、TOEICのスコアで英語力が満たされていると判定はしていません。TOEICは英語の基礎能力を反映はしているものの、オーストラリアのローカル企業でインターン経験を積むためには、英語のコミュニーケーション能力が最も大切です。日本の英語教育は、早い段階だと小学校から大学に至るまで多くの時間を割いて提供されているものの、英語を読むことと英文法を覚えることに長い時間が割かれてしまっています。日本の英語教育で身につく英語力を判定するのに適切なのがTOEICテストなのですが、英語で会話するスキルを正確に判定することはできません。

ビジネスインターン中は、上司から英語で口頭で受けた指示を正しく理解し、正確に業務に従事できるようにしなくてはいけません。また、クライアントからの電話対応もインターンシップでは頻繁に行います。大切な顧客からの電話を正しく聞き取り、伝えるべき情報を伝えられる英語力を身につける必要があります。海外インターンではTOEICの勉強というよりも、上司やクライアントとスムーズにコミュニーケーションを取れる英語力を保持していることが必要となります。

英語のコミュニーケーション能力

%e3%82%aa%e3%83%95%e3%82%a3%e3%82%b9%e5%86%99%e7%9c%9f%e2%91%a1
英語のコミュニーケーション能力は、聞く力(リスニング能力)・話す力(スピーキング能力)・適切な言葉を選べる力(フレーズ力)からなります。日本人が他の国籍と比べて大きな課題となっているのが、実はこの英語のコミュニーケーション能力なのです。日本では英語を使う時間・英語をネイティブと話す時間を必要な時間数確保することが難しく、英会話スクールやオンライン英会話コースに多額の授業料金を支払わなければいけません。また、英語のコミュニーケーション能力を伸ばすためには、一日50分や2時間程度の英会話時間では圧倒的に不十分です。英語をオーストラリアでの留学で日常的に使うことによって、英語のコミュニーケーション能力を効率よく短期間で伸ばすことができます。

聞く力(リスニング能力)の伸ばし方

英語コミュニーケーションを成立させる、第一関門は英語を正しく聞き取る力をみにつけることです。英語には日本語には無い音・音の繋がりがあるため、英語を聞き慣れていかなければ簡単な英語のフレーズであっても、正しく単語として認識することができず、英語のネイティブスピーカーが何を話しているのか理解することが難しいでしょう。海外ビジネスインターンシッププログラムでは、ネイティブ速度で授業が提供されるカランメソッドコースを留学直後から受講し、ネイティブが話す英語の速度に慣れるトレーニングを行います。また、並行して受講する一般英語コースでは、カタカナ英語ではない、正しい英語の単語や使い方を音としても学習することによって、リスニングで捉えた言葉を理解する力を高めます。
さらに、ビジネスインターンシップ期間では、日常的に英語を使って仕事をしなければいけませんので、英語を話せる人から生の英語のシャワーをあびることによって英語のリスニング能力が徹底的に鍛えられます。

話す力(スピーキング能力)の伸ばし方

英語を話せるようになりたいというのは、日本人誰しもが憧れる英語学習のゴールの1つではないでしょうか。しかし、大学生や社会人問わず、英語の学習を根気よく続けていてもなかなか話せない人が多いのが現実です。リスニング能力と同じく、英語を話せるようになるためには、英語を話す時間をたくさん確保しないといけません。また英会話には相手が必要です。そして、残念ながら英語が話せる普通の外国人と英会話をしていても伸びる英語の力には限度があります。それは、英語を正しく訂正してくれる先生でなければ自分の話す能力に磨きがかからないからです。英語を話せているようで、自分のスピーキングを録音して聞いてみると何を言っているか全然分からないということはありませんか?やはりスピーキングもネイティブスピーカーから誤りを訂正してもらいながら、正しい英語を話せるようにしていかなければいけません。ビジネスインターンでは、正しく自分の意図していることを相手に伝えることが求められます。また、自分の意見をしっかりと表明しながら海外でのビジネス経験を積むことが海外インターンシップの醍醐味の1つです。オーストラリアの留学で、日本にいるのとは比較にならないくらい英語環境にどっぷりつかり、無理やりにでも英語を話していくことが、英語を話す能力を伸ばす効率の良い方法なのです。

適切な言葉を選べる力(フレーズ力)

英語のコミュニーケーション能力を伸ばす最終段階は、ビジネスで使う適切な英語表現や、シーンごとにふさわしい英語を使えるフレーズ力をみにつけることです。日本人の弱点でもある教科書英語の丸暗記では、適切な英語を使い分ける能力を身につけるには不十分です。日本語と同じように、子供が使う表現をビジネスインターン中に英語で話すわけにはいきません。また、英語のネイティブスピーカーは、英語のフレーズを適切に使います。簡単な単語の組み合わせであっても、そのまま直訳すると理解できないのが英語フレーズの難しさで、これはフィリピンなどでの非ネイティブ講師や日本での英語学習では克服し難い分野の一つであります。英語がネイティブ言語である先生から正しい英語のフレーズを沢山覚えていくことが大切です。

例えば、Rally the troops! といって意味がぱっと出てくるでしょうか?皆で頑張ろう、必死にやろう!という意味のフレーズですが、ビジネスの現場では使われることがある表現です。こういった英語のフレーズ力を身につけることによって、英語の上級者としての一歩を踏み出すことができます。

海外インターン参加には事前に英語力が必要?

ここまで必要となる英語力の解説をさせていただきました。海外ビジネスインターンシップ留学では参加に必要な英語力の下限は定めていません。というのも、参加時の英語力は、大きな差があるわけではなく、オーストラリアへの海外留学後に集中的に英語を勉強することによってインターンシップ参加に必要となる英語力を伸ばすことは可能です。もちろん、英語力がある程度高いに越したことはありませんが、英語は頑張って勉強を続けた人だけが伸ばすことができます。海外インターンシップ・プログラムで必死に英語を勉強していきましょう!

海外インターンシップの参加条件はこちらから確認しよう。