海外ビジネスインターンシップ 交流会開催!

ご都合により交流会に参加できなかった方、そしてこれからビジネスインターンシップの渡航を検討していらっしゃる方に、2018年8月4日交流会レビューをご案内いたします。

今回のゲストスピーカーは就職活動を終えたKentaさん、Taishiさん、Mamiさんと、現在3年生でサマーインターンに参加している最中のYuさんの計4名。皆さん、忙しい合間をぬって、「これから留学する方のためになるのであれば!!」とゲストスピーカーとして交流会にご協力くださいました。

交流会に参加してくださった方々は、弊社の海外ビジネスインターン留学にお申込みいただいている皆さん。
出発を3週間後に控えている方から来年5月にご出発なさる方、大学生から社会人まで、幅広い層の方にご参加いただきました。

1. ゲストスピーカー 自己紹介


今回ゲストスピーカーとしてご協力いただいた4名、内2名が大学2年生のときに留学を決意、大学3年生を休学、内2人は大学3年生のときに留学を決意し、大学4年生を休学し、海外インターンシップに参加されました。
4年生休学組は、帰国後即就活、3年生休学組は1年間、さらなる英語学習や日本でのインターンシップ経験を経て本番の就活に臨むなど、留学のタイミングによって異なる帰国後の就活スケジュールなども伺うことができました。

自己紹介では、留学(休学)した時期、インターンシップ先企業の業種、職種、そして現在の状況をお話いただきました。

Kentaさん Kentaさんの体験談

項目 詳細
留学時期 2016年4月から2017年4月(大学3年生を休学)
インターン先 ITベンチャー企業(ホテル予約代理店)/Fintechベンチャー企業
現在 大学4年生/大手証券会社にて内定を獲得

Taishiさん Taishiさんの体験談

項目 詳細
留学時期 2017年3月から2018年3月(大学4年生を休学)
インターン先 旅行会社 金融部門
現在 大学4年生/日系コンサルティングファームにて内定を獲得

Mamiさん Mamiさんの体験談

項目 詳細
留学時期 2017年3月から2018年3月(大学4年生を休学)
インターン先 大手クルーズ会社 セールスマーケティング/経理
現在 大学4年生/大手証券会社にて内定を獲得

Yuさん Yuさんの体験談

項目 詳細
留学時期 2017年4月から2018年4月(大学3年生を休学)
インターン先 大手クルーズ会社 セールスマーケティング/経理
現在 大学3年生/就活に備えサマーインターンシップに参加中

2. 海外ビジネスインターン留学の流れの確認と質疑応答


海外ビジネスインターン留学に御契約いただいてからしばらく時間が経過している方もいらっしゃるので、改めて海外ビジネスインターン留学スケジュールの確認と、それぞれのステップについてゲストスピーカーに、印象や体験談をお話いただきました。

① 留学前の準備について


海外ビジネスインターン留学の場合、留学すること自体や海外生活が目標・目的ではなく、留学経験を通じて、その後の人生を豊かにする、その後のキャリアの幅を広げるということが大きな目標・目的になります。ゆえに、留学前の英語学習はもちろんのこと、留学期間中の目標・目的を明確化することも、帰国後の就職活動について、きちんと考えることも非常に重要です。
今回ゲストスピーカーとしてご協力くださった皆さんは、留学前、どのような取り組みをされたのでしょうか。留学までにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことをTaishiさんとYuさんに伺いました。

Q, 留学までにやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことを教えてください。

Taishiさん
渡航前は英語の勉強、企業研究や自己分析など、基本的に、留学やインターンシップ、帰国後の就職活動に際して、「必要だな」と感じることはできる限りのことをしていました。とくに自分の場合は、大学で経営経済を専攻しており、特に金融に興味がありました。
当時将来的に進みたいと考えていた業界も金融関係だったため、興味のある業界を中心に企業研究もしていました。

そのなかでも留学前に特にやっておいてよかった、それと同時にやっておいた方がよいと感じることは、やはり「英語の勉強」です。
英語に関しては自分なりに勉強していたつもりでした。しかし、実際にオーストラリアの地で生活を始めてみると、思っている以上に「話す」ことができませんでした。正直ネイティブではないので、英語はどれだけ勉強しても満足することはないし、自分の英語力に納得できることもなかなかないと思います。ただだからこそ、できる限り留学前に努力しておくことで、限られた留学の時間を少しでも有意義に利用できるようになると思います。

特に、「話す」ことには慣れる必要があると思います。
私の留学同期生には比較的高い英語力を持っている方がいたのですが、その方は、日本でオンライン英会話を利用し、毎日20分とか、少しずつ「喋る」練習をしていたそうです。英語基礎力もそうですが、やはし「喋る」ことに慣れていることもあり、渡航後、大きな抵抗なく、英語でコミュニケーションをとることができていたように思います。
個人的には、そこまで高い英語力を持っていないという方でも、短い簡単な文章を作って「しゃべる」ということに慣れておくことをお勧めします。

Yuさん
私の場合、「留学前にやっておいてよかった!」ということはほとんどありません(苦笑)
そもそも留学のために具体的に準備していたこと、努力していたこととは?と聞かれると、英語の勉強くらいです。
大学が英語系の学部だったため、大学での勉強=英語の勉強はしていた…という感じでした。

実際に留学してみて感じている「留学前にやっておけばよかったこと」は、2つ、英語の勉強と「インターン先企業を見据え、自分が何をしたいかを考える」ということです。
1つ目の英語の勉強はTaishiくんが話してくれたように、事前学習をしておくことで、留学中の限られた時間がより有意義になると思います。特に、「単語×文章作成」がおすすめです。私の場合、大学で英語の勉強をしてきているので、単語も文法も知っているんです。しかし、「知っている」のと「使える」のとは違うことだったということに留学して気が付きました。
普段、日本での勉強のなかでは、わかっているはずの単語、単語帳を見て「これはこういう意味だ」と知っている単語なのにもかかわらず、実際に文章にしようと思うと、スムーズに出てこない……ということがたくさんありました。だから、勉強するときには単語だけ単体で覚えるのではなく、覚えた単語を使って文章を作成する、実際に活用しみるという勉強をしておくとよいと思います。

2つ目は、「インターン先企業を見据え、自分が何をしたいかを考える」ということです。
私の場合、TaishiさんやMamiさんと違い、留学を決断したのは大学2年生のときでした。まだ具体的な自己分析や企業研究は行っておらず、将来就きたい業種・職種、企業などは漠然とした状態でした。
海外に一歩踏み出し、さまざまな国の方と生活を共にしたり、語学研修期間中、さまざまなイベントに参加したりするなど、留学経験を通じてインターンでやりたいこと、就きたい仕事を考え、決めるという流れも悪いということではありません。
しかし、インターンで、やりたいことや働いてみたい仕事(業種や職種)など、もう少し具体的に考えて臨めると、インターン先企業を変に悩む、ある意味無駄な時間もなくなるし、インターンに対してより高いモチベーションで臨めると思うので、おすすめです。

② ダブルスクールについて(語学学校について)


海外ビジネスインターンシップ留学では短期間で効率よく英語力を伸ばすため、渡航後約4ヵ月間、ダブルスクールといってタイプの異なる2校の語学学校を同時受講します。1つ目の語学学校はMIT Instituteという語学学校で、読む・書く・聞く・話すの各技能をバランスよく伸ばすよう各カリキュラムがデザインされており、一定の英語力がある方であれば、日常会話習得を目的とする一般英語コースだけではなく、IELTS対策やケンブリッジ英語検定などにも挑戦いただくことができます。2つ目の語学学校はJET English Collegeと呼ばれる語学学校で、日本人が苦手とし、且つ、海外の企業でインターンするために必須の話す・聞く・発音矯正を集中的に対策することができます。

実際に両校でダブルスクールを体験したゲストスピーカーにそれぞれの語学学校の様子を伺ってみました。

Q, MIT InstituteのよかったところとJET English Collegeのビジネス英語コースについて教えてください。

語学学校情報:MIT INSTITUTE(エム・アイ・ティー インスティテュート)

語学学校情報:JET ENGLISH COLLEGE (ジェット・イングリッシュ・カレッジ)

Kentaさん
‐MIT Instituteについて
MIT Instituteでは文法やリーディングを中心に勉強していました。MIT Instituteの良かった点は、大きく3つあります。

1.自分の英語レベルに適したクラスで英語を学べた
MIT Instituteでは、一般英語コースだけでなく、IELTS対策やケンブリッジ英語検定対策など、英語レベル、そして英語学習の目的によって、クラスやコースがわかれています。よって、すでに一定の英語力があり、一般英語だけでは物足りないな…という方でも、自分のレベルにあったクラス、コースで英語を学ぶことができます。
私はIELTS対策コースを中心に英語を学びました。IELTSはTOEICやTOEFLのような英語能力判断試験です。ただ、留学当初、私はこのIELTSを知りませんでした。大学進学の際などに入学に伴う英語力の証明として用いられるIELTSは、用いられている単語などがとても難しく、初期の頃は勉強についていくのが大変でした。しかし、大変だったからこそ、授業中は、しっかりと先生にしがみついて勉強し、放課後、自宅でも復習予習を欠かさずしっかりと勉強することができました。

2.少人数制でインタラクティブな授業
私がMIT Instituteに通っていたときはクラス平均が6人ほどととても少人数でした。先生方も熱心で、結果、とてもインタラクティブな授業ができように感じています。

3.国際色の豊かさ
MIT Instituteはブラジルやタイなどさまざまな国から留学生が集っている学校なので、日本人以外の留学生と友達を作る機会をもつこともできました。

‐JET English Collegeのビジネス英語コースについて
JET English Collegeのビジネス英語コースでは、面接の練習や、電話対応の仕方などを含む、ビジネスシーンにおいて求められる英語コミュニケーションを中心に学びました。日常会話のなかでは使うことのない単語を利用する機会も増え、同時に、一つひとつのものごとを説明したり、交渉を前提とした会話を学んだり、長文を用いる機会が増えました。日常のなかでラフに使う表現と異なり、フォーマルな英語表現で且つ長文となると、一気に理解することが「難しい」と感じたのが印象的でした。

Q, JET English CollegeのよかったところとJET English Collegeのビジネス英語コースについて教えてください。


Mamiさん
‐JET English Collegeについて
JET English Collegeではカランメソッドと呼ばれる特殊な英語学習方法を用いて英語を学びます。
1クラス最高12人、私のときは平均5~6人と少人数なクラスサイズのなかで、先生対生徒がセミマンツーマンのような感じで英語を学びました。基本的に、クラスには、ワールドアベニューのお客さん同士、日本人同士となり、MIT Instituteと異なり他の国の人はほとんどいません。しかし、MIT Instituteと違って、JET English Collegeの場合、生徒同士で話すことはなく、常にネイティブの先生から文法や発音、イントネーションを訂正してもらうことができます。
私は、まさに日本人の弱点である発音がとにかく苦手でした。とくにRとLの発音はかなり苦手で、先生もそのことは認識してくれているので、正しく発音できるようになるまで、とにかく発音矯正してもらったことを今でも覚えています。
日本ではもちろん、留学生活のなかでも、カランメソッドほど、細かく、発音や文法、イントネーションを矯正してもらえる機会はありません。本当に何度もなんども直されるものだから、本当に大変でした。ただ、頑張った甲斐もあり、発音やイントネーションを含むスピーキング力はグッと向上したように思います。

‐JET English Collegeのビジネス英語コースについて
ビジネス英語は、文字通り、「ビジネス」や「ビジネスシーンで使う英語」を学ぶコースです。
カランメソッドでは日常会話で使うような短いセンテンスを練習し、ビジネス英語ではビジネス寄りに、プレゼンの練習や面接の練習、電話対応の仕方などを学びました。日本では経営や経済など勉強したことがなかったため、苦労もありましたが、同期や現地スタッフにも恵まれ、乗り越えることができました。

③ 海外インターンシップについて


ワールドアベニューの海外ビジネスインターン留学は、インターンシップ先企業の紹介などだけではなく、留学を介し、「就活力」向上を目的に、企業研究や現地で働く駐在員、一流ビジネスマンなどから話を聞ける機会もご用意いたしております。

Q, 海外インターンシップ サポートのなかで印象に残っているものを教えてください。

Taishiさん
留学中、現地企業の見学や、商社で働く日本人(駐在員)の方、大手銀行で働くアジア人の方の話を聞く機会などがありました。
なかでも印象に残っているのは、オーストラリアで働いている日本人やアジア人の話を聞けたことです。

商社の駐在員の方からは、「駐在員として働くこと」や「商社で働くこと」について話をきくことができました。
日系企業とはいうものの、一流企業の駐在員の方から具体的なお話を聞く機会はなかなかないので、非常に貴重でした。

また、大手銀行のかなり高い役職で働いているアジア系女性の方の話を聞く機会もありました。
話の内容は、もちろんとても素晴らしかったのですが、お話の内容以上に感動した(というか印象に残った)のは、彼女の「姿勢」です。
彼女は、1時間にもわたってよどみなく英語で、とにかく話続けました。
アジア出身である彼女にとって英語は私たち同様に第二言語です。彼女の英語の発音はお世辞にもきれいとはいえず、正直とても聞き取りにくいものでした。ただ、事実、彼女はオーストラリアの大手銀行、俗にいう一流企業で大きな責任を任せられる役職につき、第一線で活躍してるのです。彼女自身のハングリー精神や行動力にはもちろんですが、「キレイな英語」にやたらこだわる日本人の感覚との差や、オーストラリアというグローバルな就労環境など、話の内容以上に、さまざまなものを感じる経験だったように思います。

海外ビジネスインターン留学中のサポートについて、詳しくはこちらから

インターンシップ先企業への面接について
インターンシップ先企業との面談は、本物の就職活動と同様に、不採用になることもあります。
そうなると、知りたい!と思うのが、具体的な面接の様子や面接での質問内容ではないでしょうか。大手クルーズ会社で一発採用されたYuさんに、具体的な面接の様子を伺いました。

Q, 面接で具体的に聞かれたことや苦労したことなどを教えてください。


Yuさん
企業との面接が決まった時点でアプリケーションフォームを作成しました。
そこには、志望動機や希望の就労期間、3年後どんな自分になっていたいかという将来像などを訪ねる項目がありました。
それらの質問にそって、回答内容を作成し、見て、読んで、覚えてと、面接対策していきました。
私がインターンした企業の場合、アプリケーションフォームにそった質問内容で、面接が進んだため、ものすごい緊張はしたものの、なんとかスムーズに対応することができました。ただ、やはり、とても緊張していたため、面接中、‘Meeting’という、中学生でも知っているような単語が出てこず、最後フィードバックでは「英語力が足りないからもうちょっと頑張りましょう」といただきました(笑)。

面接は、インターン生をサポートしてくれるスーパーバイザーとセールスマーケティング部の部長、そして日本部署の部長との3人対私1人でした。日本部署の部長さんはやや怖い印象だったのですが、スーパーバイザーの方やセールスマーケティング部の方は、とてもフレンドリーな雰囲気、且つフランクな感じで面接をしてくれたので、話しやすかった印象が残っています。

インターンシップ先での具体的なスケジュールや業務内容について
インターンシップ先での具体的な業務とはどのようなものなのでしょうか。
弊社でサポートする海外ビジネスインターンシップは、カフェやレストランなどでの接客サービスやホテルでのベッドメイクなどの仕事ではなく、オフィスワークを中心としたインターンです。当然、業務次第では、BtoCのものもあるため、接客・サービスの業務に関わることもありますが、基本的には、社会人としてその企業に貢献することを目標とし、アルバイトレベルではない社会経験を積んでいただきます。
では、具体的なインターン先でのスケジュールや業務内容とはどのようなものなのでしょうか。

Q, インターン先企業での具体的な業務内容や1週間のスケジュール、苦労したことや嬉しかったことなどを教えてください。


Kentaさん
私がインターンしたのは、ホテル予約サイトの会社でした。わかりやすい例でいうと、Booking.comやエクスペディアなどと同じような業務を行う企業です。
インターンシップ中のスケジュールは、1週間のうち、だいたい週4日で朝10時から夕方5時までで働きました。1日の流れは出社後前日のタスクが残っていたらそれを片付け、終わっていたら新しいタスクを聞く、そして、ベンチャー企業だったので自ら課題・問題を見つけ、それらの処理、問題解決に対応するということもありました。
具体的には、データ入力という地道かつ作業的な仕事から、投資をしてくれる会社のリサーチを手伝ったり、旅行業界のマーケットリサーチを行ったり、また自社サイトのデザインを修正したり、アイディアを出したり、分野にこだわらず多岐にわたり様々な仕事をしました。

苦労したことは英語力です。
正直、約4ヶ月間、ダブルスクールでみっちり勉強を重ねてきていたため、「そろそろ喋れるのでは?!」と思っていました。
結果、どうだったか、というと、本当に箸にも棒になんとかひっかかるレベル、下手をすると仕事ができるできない以前に、社内での円滑なコミュニケーションに支障があるのでは!?という状況でした。
「このままじゃ業務どころかコミュニケーションを取れない…」と、とても焦ったことを覚えています。
理由は、英語のスピードです。JET English Collegeでの授業ではネイティブスピードを意識した授業が行われてはいるものの、ネイティブの先生対自分、要するに、1人のネイティブの英語しか聞いていない状態と、2人以上のネイティブが会話をする状態ととは、かなり印象が異なりました。想定していたよりもネイティブ同士の英語が思っていたより、ものすごく早く、やはり学校と社会とでは、レベルが違うということを肌観で感じました。

嬉しかったことは、これもやはり英語です。
苦労はあったものの、英語力の問題は、働く中で少しずつ改善していきました。日々成長する英語力にはやはり喜びを覚えました。
また、基本的なPCの使い方すらわからなかった状況から、最終的には、インターンシップ先企業から「もう少ししてほしい」と、言っていただけるほど、会社に貢献することのできる存在になれたこと、これは本当に嬉しかったです。

④ オーストラリア シドニーでの生活について


次は、本日ご参加くださった方のなかからも、ご質問いただいていた海外生活についての質問です。慣れないシェアハウス生活や交通機関の利用方法、余暇の過ごし方など、お話いただきました。

Q, シェアハウス生活について教えてください。

Yuさん
私は、シェアハウスを探すのにとても苦労しました。
というのも、私はとてもピッキー(物事を選定するときに条件をたくさん持つこと)で、シェアハウスに対しても同じ状態だったことが苦労した大きな要因です。
例えば、「シティの近くに住みたい」「日本人がいないところがいい」「国籍が偏っているところはいやだ」「できればお家のなかにジムやプール、サウナなどがほしい!」など、どれも妥協できない条件を多数抱えてのシェアハウス探しだったのです。

当然、すべての条件を満たす、夢のようなシェアハウスはなかなか見つからず(当然ですよね(笑))、結局、14件も下見に行きました。
実は3件目の下見の時点でいいところを見つけたのですが、私の希望する入居時期が先すぎたため、断念せざるをえず、結果、14件下見するということになりました(笑)。
ただ、諦めず、妥協せず、ひたすら探し、見つけました!
セントラル駅というシドニーシティの中心地にある駅からわずか徒歩2分ほどにある、最高のシェアハウスでした。
シェアハウスに暮らす人のなかで日本人は私だけ、国籍もフランス人が4人いるくらいでほかはバラバラ、ネイティブスピーカーもいて、ジム・サウナ・ジャグジー・プールがついているお家を見つけました。
苦労して見つけた甲斐もあり、そのまま帰国まで同じシェアハウスで生活しました。

‐トラブルなどはなかったのですか?
ありました!ルームメイトのフランス人とのトラブルです。
私が生活していた部屋は4人部屋で、フィリピン人、スウェーデン人、フランス人と私で生活がスタートしました。
棚が1人1つ用意されていたのですが、当初フランス人のシェアメイトの子が私の棚を占領してしまい、私は棚を使うことができませんでした。文句をいうものの、彼女の英語力が高く、私の英語力は低く、お話になりません。英語が話せないことがこんなに悔しいと感じたことはありませんでした。
幸い、一緒に暮らしていたシェアハウスのオーナーに協力してもらい、なんとか棚を確保することができました。
他のルームメイトもとても優しく、よくしてくれたおかげもあり、フランス人の子とのバトルも沈下し、気が付けば仲良く生活を送るようになりました。(実は、最終的にそのフランス人の子とはとても仲良くなり…… 人生何が縁になるかわかりませんね(笑))

Q, 現地で生活するうえで様々なトラブルがあるかと思いますが、現地サポートがあって良かったと思ったことを教えてください。


Mamiさん
ワールドアベニューのシドニーオフィスはシドニーの中心地にあり、MIT InstituteやJET English Collegeのキャンパスからも近いため、学校のお昼休みや放課後、何か相談したいことがあれば相談に行っていました。常にワールドアベニューのスタッフがいるので、相談したいことがあればいつでも話を聞いてもらうことができました。シェアハウスの探し方、アルバイトの探し方、ネットの使い方など、生活に必要なことに関してアドバイスしてもらえます。ただ、私の場合、英語力の壁に躓いたり、異文化のなかでの生活で葛藤したりしたとき、そういった精神的に落ち込んだときなどに、すぐに時間を作って親身に話を聞いてくれたことが、本当に助けになったし、ありがたかった点だと感じています。

⑤帰国後の就職活動について


大学3年生と4年生、それぞれ異なるタイミングで休学し留学した4名のゲストですが、就職活動に関して、動き方はどのような違いがあったのでしょうか。留学中と帰国後、それぞれの動き方、そして留学経験の活かし方を伺いました。

Q, 留学中に取り組んだ就職活動対策を教えてください。

Taishiさん
日本最大手人材紹介会社マイナビが、海外でも海外留学生を対象に就活フェア(キャリアフェア)を開催しているのをご存知ですか?
このマイナビ主催のキャリアフェアをワールドアベニューが協力していることで、このフェアを知りました。(今年も協力していると思います)
私が留学していたとき、このマイナビが主催するキャリアフェア(シドニー開催)には、日系企業、外資系企業含め合計14社くらいが参加していました。いずれの企業もグローバルに活躍する企業ばかりで、もともと興味のあった企業がいくつか参加していたので、私もエントリーしました。帰国後すぐに働ける方の場合、このフェアに参加し、そこで「内定」ということもあります。
私の場合、帰国してから大学が1年間残っている状態だったので、即内定というわけにはルール上いかなかったものの、留学期間中にスカイプなどで面接を重ね、最終面接だけ、帰国後に行う…という形で、最終内定をいただいた企業も何社かありました。
このときは、本番の就活に備え、履歴書作成や面接対策をワールドアベニューのスタッフに付き合ってもらったり、スカイプ面接に伴い部屋やPC(WiFi環境含む)を提供いただいたりしました。
留学中に、本番の就活を経験できたことは、帰国後の就職活動にも非常にプラスだったと感じています。
マイナビが行う企画のため、今後の開催云々は、なんとも言えませんが、機会があればぜひ挑戦してみたらぜひ参加してみるとよいと思います。

▼2018年度もワールドアベニューの現地スタッフの方が協力されるようです。

Q, 帰国後の就職活動において、留学経験をどのように生かしましたか。


Mamiさん
英語力があるのは当たり前、プラスアルファ、どんな経験をしたのか、そしてそこから何を得て、それらがどのように、会社の貢献に繋がるのか。これらをとことん突き詰めて、情熱をもって伝えました。

英語学習においてはもちろんですが、生活面や仕事の面、また海外インターンを通じて、ポジティブな経験、楽しかったこと以上に、苦労や挫折、辛かったり、苦しかったりしたことがたくさんありました。そういった障害をどのようにとらえ、どのように乗り越えたのか、そしてそれらの経験から何を得たのか、どのように成長したのかを具体的に伝えていったことが、就活にプラスに活きたように思います。

実際に就職活動を経て感じていることは、「留学している人はたくさんいる」ということです。語学留学や学部留学など、長期留学をしている人もたくさんいます。つまり、留学経験を、「留学してきた」「英語力が伸びた」など、留学したことのある人であれば誰もが話していることだけではなく、自らの経験を精査し、どのように他者と差別化を図るかが重要だと感じました。

だからこそ、私は、海外ビジネスインターン留学での英語を学ぶ課程で、また異文化社会での生活を通じて、そして仕事を通じて求められる自発性や主体性、異文化理解能力、柔軟性、積極性などを、自らの実経験をもとに伝えていきました。実際に私は、留学中、本当に苦労ばかりで(笑)、精神的にかなりタフになったように感じています。
本物の経験から得た成長は、面接官の方にもきちんと伝わります。

Q, 帰国して就職活動まで1年程期間があったかと思いますが、その間にやっておいてよかったことを教えてください。

Kentaさん
就職活動前にやっておいた方がいいことはいくつかありますが、まず、「自己分析」「企業研究」などです。
月並みですが、就活においてこの2点は非常に重要だと思います。
なぜか?というと、就職活動は、他人の価値観に左右されるものではなく、自分がきちんと納得できる結果を得られるかどうかこそが大切なポイントだからです。
例えば、就職活動は大企業から内定を獲得できれば「勝ち組」と言われがちです。しかし、実際は「大手企業から内定を得た」こと以上に、自分が将来就職して、働いて、その上でハッピーな会社を探すことこそが最も大切です。だからこそ、自分がやりたいことや自分自身が何にやりがいや喜びを感じるのか?などをきちんと把握することが重要だからです。
留学を通じて、価値観や世界観が変わり、視野も広がります。英語力を中心に、留学前には持っていなかったスキルや能力、経験を得ることができます。それらを踏まえ、もう一度、自己分析や企業研究をきちんとやることはおすすめです。

次に、日本でのインターンです。
近年、大学3年生を対象としたインターンを多くの企業が実施しています。
せっかく自分がやりたいことを見つけて就職したとしても、実際に入社してみたら理想と大きくかけ離れた内情だった…ということも多いため、1~2日間の短いものでもいいので、夏や秋、冬などに開催しているインターンに参加することをおすすめします。インターンに参加することによって、本当にその会社が、自分のやりたいことをやれる会社なのかどうか中から見つめることができるため、おすすめです。

最後に、TOEICで高得点を取得することもお勧めです。
日本の企業は現在、英語力のある人材を求めています。特に、実際のビジネスシーンにおいて、即戦力となる人材には非常に魅力を感じています。TOEICで高得点を取得していると多くの企業が興味を示してくれるというのは未だにあると思います。面接機会や書類選考の確率を高めるためにも、帰国後も継続して英語学習をすすめ、TOEICで高得点を取得するとよいでしょう。

3. フリータイム


最後は、フリータイムと称して、参加者が座る各テーブルをゲストスピーカー1人ひとりに15分間隔でまわっていただき、個々の質問にお応えいただきました。

大盛況の交流会は予定時刻を30分程オーバーしても、おさまらぬ活気のなかなんとか終了!
ご参加くださった皆さん、ご協力くださったゲストスピーカーの皆さん、本当にありがとうございました。
これからご出発される皆さんにとって、有意義な時間であったことを願います。

参加者‐アンケート


海外ビジネスインターン留学交流会にご参加いただいた皆さんに、交流会後、アンケートを実施。
交流会に参加しての感想をいただきました。

Q, 本日のビジネスインターンシップ交流会に参加してよかったところを教えてください。
・現地での生活について、英語の勉強について話を聞けてよかったです。

・実際に経験した方からの生の声やネットでは知り得ない情報を聞けてとても参考になりました。

・海外生活のことやインターンでの具体的な業務内容など、経験者の生の声を聞けてよかったです。

・実際の体験談や、留学前にやっておくべきことなど聞けてよかったです。

・留学時に必要な荷物のことなども知れてよかった。

・インターンシップ先の企業や業種、職種に関して具体的なイメージを持つことができた。

・昨年度の参加者の方と顔合わせができ、いろんな話を聞くことができました。自分の留学にも役立つ話がたくさんありました。

・実際に留学していた人の話を聞くことができるので、留学に対するイメージをしっかりともつことができる会でした。自分が不安に感じていたところも、実際の参加者に聞くことで解消できました。

・海外生活に対する不安が解消されました。

・留学前の英語学習方法についてアドバイスをもらうことができた。

・帰国後の就活について知れたのはよかった。

・特にフリートークではネットに載っていないリアルな情報を聞くことができよかったです。

・実際の経験者の方から生の声を聞くことで、留学に対するワクワク感や不安など、いろんな感情がわきました。同時に「がんばらないと!」という気持ちも強くなりました。

・実際にインターンシップに参加した方の話を聞けて、非常に参考になりました。

・体験者の話を聞いて、今やるべきことがより明確になりました。

・実際に現地で経験してきた方の声を聞くことができて、イメージがわきました。会社でのコミュニティやプライベートの過ごし方など、いろいろな人から話がきけました。参加してよかったです。

・生の声を聞くことができたので、現地生活を具体的に想像できました。インターンはそんなに簡単じゃなさそうだ…と気持ちも引き締まりました。

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